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文献詳細

雑誌文献

胃と腸5巻6号

1970年06月発行

今月の主題 症例・研究 特集

症例

成人にみられた回盲部腸重積症の3例

著者: 山崎岐男1 佐藤実1 稲越英機1 貝沼知男2 寺林美智子2

所属機関: 1新潟大学医学部放射線医学教室 2新潟労災病院内科

ページ範囲:P.707 - P.713

文献概要

 腸重積症は臨床上稀な疾患ではないが,その多くは小児に発生し,しかも全体の75%は2歳以下の年齢層で占められている.これに反して成人における発生頻度はかなり低いといわれている.

 臨床症状として小児の場合は特徴ある症候(嘔吐,腫瘤触知,仙痛)を呈することにより本症を疑わしめることが多いが,成人の場合はかなり非典型的な経過をとるため両者の間には臨床的にかなりニュアンスが違っているように思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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