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特集 胃生検特集
外科と胃生検
著者: 城所仂1 竹添和英1 相馬智1 鵜川四郎1 瀬戸律治1 城島嘉昭1 後藤一博1 山川達郎1 谷合明1 片柳照雄1 山之内哲雄1 中西宏行1 広瀬惇一郎1 浅倉礼治1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院外科
ページ範囲:P.803 - P.815
文献購入ページに移動胃生検は,近年急速に発達した分野である.従来,X線検査,内視鏡検査が主要な胃疾患への精検の方法として著しい発展を遂げているが,より微細な変化を問題にするようになってから,胃生検の必要性が強調されるようになった.
そしてほとんど悪性徴候の見られない胃潰瘍から検査の結果癌が証明されたり,癌がいわゆる悪性サイクルを繰り返すことなどが明らかになって来たが,この面への生検の役割は大きい.こうして生検はX線検査や内視鏡検査の進歩に,大きな貢献を果たしつつある現状である.
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