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文献詳細

雑誌文献

胃と腸5巻8号

1970年07月発行

今月の主題 診断された微小胃癌

症例

Ⅱc型早期胃癌の1例

著者: 藤山順豊1 宮崎柏1 梅園明2 水口芳春2 西田一巳3

所属機関: 1栃木県済生会宇都宮病院内科 2栃木県済生会宇都宮病院外科 3国立栃木病院病理

ページ範囲:P.1011 - P.1014

文献概要

症例

患者:70歳 男性 ブリキ職入

家族歴,既往歴:特記すべきものなし.

現病歴:約2~3カ月前より,心窩部の不快感がありこの頃より初診時までに約3kgの体重減少を認めた.

 約3週前,某医にて胃レントゲン検査を受け,胃角附近に病変を指摘された.

昭和44年6月30日,本院を受診した.

現症:体格中等.栄養中等.貧血なし.リンパ腺腫脹なし.胸部理学的所見なし.腹部では心窩部に軽い圧痛を認めた.肝二横指触知したが,脾・腎は触知しなかった.抵抗なし.腫瘤も触知しなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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