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文献詳細

雑誌文献

胃と腸50巻10号

2015年09月発行

文献概要

今月の主題 狭窄を来す大腸疾患─診断のプロセスを含めて 序説

狭窄を来す大腸疾患─改めてX線診断学を見つめ直す

著者: 山野泰穂1

所属機関: 1秋田赤十字病院消化器病センター

ページ範囲:P.1229 - P.1230

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はじめに
 本号のテーマ「狭窄を来す大腸疾患」は,第15回臨床消化器病研究会(2014年)での主題のひとつであったが,その時の司会を担当したのが鶴田修先生(久留米大学医学部消化器病センター),二村聡先生(福岡大学医学部病理学講座)と小生であった.演題募集の段階から大変示唆に富む症例が多数集まり,本会終了後のアンケート調査でもX線診断学を見つめ直す内容として大変好評であったことから,改めて本誌で企画された経緯がある.

参考文献

1)Saida Y, Sumiyama Y,Nagao J, et al. Long-term prognosis of preoperative“bridge to surgery”expandable metallic stent insertion for obstructive colorectal cancer : comparison with emergency operation. Dis Colon Rectum 46:S44-49, 2003
2)芦田 潔,岩越一彦,正宗 研,他.びまん浸潤型大腸癌の1例.胃と腸 17:435-440, 1982
3)竹田 努,村田一素,池田真美,他.下血を契機に診断された肝原発腺扁平上皮癌大腸浸潤の1例.日消誌 110:1959-1967, 2013
4)眞部紀明,今村祐志,鎌田智有,他.大腸憩室疾患の疫学.胃と腸 47:1053-1062, 2012
5)安藤正夫,望月福治,長南明道,他.肝膿瘍を併発したエルシニア腸炎の1例.胃と腸 32:993-998, 1997
6)樫村弘隆,樫村好夫,池上雅博,他.併存する炎症性ポリープの消長を観察しえた膵炎による大腸狭窄の1例.胃と腸 46:327-335, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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