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消化管組織病理入門講座・14
【胃】良性上皮性ポリープ─腫瘍様病変と腫瘍
著者: 九嶋亮治1
所属機関: 1滋賀医科大学臨床検査医学講座(附属病院病理診断科)
ページ範囲:P.1600 - P.1608
文献購入ページに移動はじめに
消化管ポリープとは内腔に向かって隆起した病変を指し,全体の形状から有茎性,無茎性,広基性あるいは山田分類*1 I〜IV型などに分類されている.質的には上皮性病変と非上皮性病変,あるいは非腫瘍性病変(腫瘍様病変)と腫瘍性病変(良性・悪性)に分類することができる.本稿では,比較的頻度の高い上皮性の胃良性上皮性ポリープ(腫瘍様病変と腫瘍)の成り立ちと典型的な組織像について概説する.
消化管ポリープとは内腔に向かって隆起した病変を指し,全体の形状から有茎性,無茎性,広基性あるいは山田分類*1 I〜IV型などに分類されている.質的には上皮性病変と非上皮性病変,あるいは非腫瘍性病変(腫瘍様病変)と腫瘍性病変(良性・悪性)に分類することができる.本稿では,比較的頻度の高い上皮性の胃良性上皮性ポリープ(腫瘍様病変と腫瘍)の成り立ちと典型的な組織像について概説する.
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