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文献詳細

雑誌文献

胃と腸51巻2号

2016年02月発行

文献概要

今月の主題 まれな食道疾患の鑑別診断

症例 ─狭窄・拡張を示す病変の特徴と鑑別─強皮症(全身性強皮症)

著者: 森山智彦1 江﨑幹宏1

所属機関: 1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学

ページ範囲:P.223 - P.224

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症例の特徴
 蠕動低下による食道拡張を認めた.また,下部食道括約筋圧の低下と長軸方向の相対的短縮により食道裂孔ヘルニアを伴っていた.このため重度の逆流性食道炎を合併し,食道胃接合部(esophagogastric junction ; EGJ)のすぐ口側に潰瘍形成による管腔狭小化を認めた.

参考文献

1)森山智彦,江﨑幹宏,松本主之.強皮症(全身性強皮症)に伴う食道病変.消内視鏡 26:1766-1767, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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