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文献詳細

雑誌文献

胃と腸51巻2号

2016年02月発行

文献概要

今月の主題 まれな食道疾患の鑑別診断

症例 ─特異的な色調を示す病変の特徴と鑑別─食道verrucous carcinoma

著者: 永田信二1

所属機関: 1広島市立安佐市民病院消化器内科・内視鏡内科

ページ範囲:P.236 - P.237

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症例の特徴
 verrucous carcinomaは1948年にAckerman1)によって報告された白色調隆起性病変を形態学的特徴とする,予後のよい角化の強い高分化型扁平上皮癌である.発生部位は頭頸部,口腔,皮膚,生殖器,子宮などにみられるが,食道はまれである2)

参考文献

1)Ackerman LV. Verrucous carcinoma of the oral cavity. Surgery 23:670-678, 1948
2)Tajiri H, Muto M, Boku N, et al. Verrucous carcinoma of the esophagus completely resected by endoscopy. Am J Gastroenterol 95:1076-1077, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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