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文献詳細

雑誌文献

胃と腸51巻9号

2016年08月発行

今月の症例

広範な潰瘍形成を来した胃GISTの1例

著者: 佐野村洋次1 田中信治1 岡志郎2 茶山一彰2 嶋本文雄3

所属機関: 1広島大学病院内視鏡診療科 2広島大学病院消化器・代謝内科 3広島修道大学人文学部

ページ範囲:P.1109 - P.1113

文献概要

患者
 60歳代,女性.
主訴
 食欲不振.
家族歴
 特記事項なし.
既往歴
 特記事項なし.
現病歴
 2013年12月上旬より心窩部不快感と食欲不振が出現し,2014年1月に近医にて上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を施行されたところ,胃穹窿部に潰瘍性病変を指摘され,同年2月に精査加療目的で当科に紹介され受診となった.

参考文献

1)中村真一.画像診断レクチャー消化管疾患:診断と鑑別の進め方─胃隆起性病変の診断と鑑別─粘膜下腫瘍様病変について.胃と腸 49:1636-1641, 2014
2)原田徹,池上雅博.消化管間葉系腫瘍の診断─免疫組織化学染色.胃と腸 46:1551-1561, 2011
3)日本癌治療学会,日本胃癌学会,GIST研究会(編).GIST診療ガイドライン,3版.金原出版.pp 31-40, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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