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文献詳細

雑誌文献

胃と腸51巻9号

2016年08月発行

今月の主題 消化管画像プレゼンテーションの基本と実際

主題

画像診断プレゼンテーションの基本手順:食道

著者: 高木靖寛1 松嶋祐2 池園剛2 櫻井俊弘2 髙橋晴彦3 小野陽一郎3 八尾建史4 田邉寛5 池田圭祐5 原岡誠司5 岩下明德5

所属機関: 1芦屋中央病院内科 2芦屋中央病院消化器科 3福岡大学筑紫病院消化器内科 4福岡大学筑紫病院内視鏡部 5福岡大学筑紫病院病理部

ページ範囲:P.1119 - P.1129

文献概要

要旨●消化管における画像診断のエンドポイントは病変の病理組織構築像を推定していかに質的診断,深達度診断に迫れるかである.そのためには得られた画像所見と病理組織像を一対一で対比し,比較検討することが重要である.画像診断プレゼンテーションに必要な基本的な検査手順,画像提示のポイント,切除標本の病理学的所見と画像所見の比較,検討方法について実際の症例提示とともに概説した.

参考文献

1)細井董三,岡田利邦,山田耕三,他.食道癌診断におけるX線検査の有用性─診断の立場から:内視鏡と比較して.胃と腸 38:787-804, 2003
2)小山恒男,高橋亜紀子,依光展和.表在型食道扁平上皮癌の拡大内視鏡診断.胃と腸 51:555-563, 2016
3)幕内博康,鬼島宏.食道原発未分化癌の診断と治療.病理と臨 20:479-488,2002
4)高木靖寛,櫻井俊弘,岩下明德,他.粘膜下腫瘍様発育を呈した食道類基底細胞(扁平上皮)早期癌の1例.胃と腸 32:723-728, 1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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