文献詳細
今月の主題 大腸小・微小病変に対するcold polypectomyの意義と課題
主題
cold polypectomyの意義と課題─私はこう考える:慎重の立場から
著者: 冨永直之1 緒方伸一1 森大輔2 大谷響3 佐藤敏美4
所属機関: 1佐賀県医療センター好生館消化器内科 2佐賀県医療センター好生館病理部 3熊本中央病院健診センター 4人吉医療センター病理診断センター
ページ範囲:P.1604 - P.1605
文献概要
1992年に高周波電流で焼灼しないCSP(cold snare polypectomy)が報告された.以降,1,000病変を超える大腸ポリープに対して安全に施行でき,遅発性出血が皆無であったことが2012年に報告されてから1),clean colonを達成する画期的な方法として,その簡便さと安全さからCSPは本邦で一種のブームを巻き起こしている.
参考文献
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