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今月の主題 大腸小・微小病変に対するcold polypectomyの意義と課題 主題
cold polypectomyの意義と課題─私はこう考える:病理医の立場から
著者: 二村聡1 松坂浩史2 木庭郁朗3 川上眞寿弘4 山口将太5 北野亀三郎6
所属機関: 1福岡大学医学部病理学講座 2松坂内科クリニック 3春水会山鹿中央病院消化器内科 4長崎県対馬病院内科 5長崎県上五島病院内科・消化器内科 6北野クリニック
ページ範囲:P.1606 - P.1607
文献購入ページに移動臨床家が見つけ出し,摘除した大腸小病変の多くは検体として病理診断科に提出され,適切な処理を経て組織標本化されています.その後の病理組織学的診断で最も困るのは,強い変質や挫滅が加わった標本の検鏡です.人工的に引き延ばされたり,押し潰されたり,熱凝固により変質した病変部組織はもはや正確に評価できません.そのように考えている病理医の立場から,上記タイトルについて見解を述べてみます.
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