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増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017 画像所見〔胃〕
瀑状胃,牛角胃(cascade stomach, steerhorn stomach)
著者: 外山雄三1 長浜隆司1
所属機関: 1千葉徳洲会病院消化器内科
ページ範囲:P.563 - P.563
文献購入ページに移動瀑状胃とは,噴門直下の高さで胃体部後壁が鋭角をなして屈曲し,胃穹窿部が主として左後方へ囊状に区切られている胃型である.立位で嚥下されたバリウムが胃穹窿部を盃状に満たした後に胃体下部にこぼれ落ちる型の変形胃の形態学的呼称とも言われている1)(Fig. 1,2).
牛角胃の定義
牛角胃とは,胃の形が牛の角のような形態を呈するものに対して用いられ,横胃とも呼ばれる(Fig. 3)3).比較的緊張度の高い胃の状態でみられ,肥満体型や筋肉質の男性に多い.
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