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文献概要
増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017 画像所見〔胃〕
びらんと潰瘍(gastric erosion, gastric ulcer)
著者: 丸山保彦1
所属機関: 1藤枝市立総合病院消化器内科
ページ範囲:P.580 - P.580
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村上ら1)は,組織欠損の深さをUl-I(粘膜のみ),Ul-II(粘膜下層まで),Ul-III(固有筋層まで),Ul-IV(漿膜層に達する)に分類した(シェーマ).これらの分類から,Ul-Iまでをびらんとし,Ul-II以上が潰瘍と定義される.
村上ら1)は,組織欠損の深さをUl-I(粘膜のみ),Ul-II(粘膜下層まで),Ul-III(固有筋層まで),Ul-IV(漿膜層に達する)に分類した(シェーマ).これらの分類から,Ul-Iまでをびらんとし,Ul-II以上が潰瘍と定義される.
参考文献
1)村上忠重,松井勉,小出仁.胃潰瘍の手術適応─病理学的立場から.最新医 14:1013-1017, 1959
2)春間賢(監).胃炎の京都分類.日本メディカルセンター,2014
3)崎田隆夫,三輪剛.悪性潰瘍の内視鏡診断─早期診断のために.日消誌 67:984-989, 1970
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