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文献詳細

雑誌文献

胃と腸52巻5号

2017年05月発行

文献概要

増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017 画像所見〔胃〕

びらんと潰瘍(gastric erosion, gastric ulcer)

著者: 丸山保彦1

所属機関: 1藤枝市立総合病院消化器内科

ページ範囲:P.580 - P.580

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定義
 村上ら1)は,組織欠損の深さをUl-I(粘膜のみ),Ul-II(粘膜下層まで),Ul-III(固有筋層まで),Ul-IV(漿膜層に達する)に分類した(シェーマ).これらの分類から,Ul-Iまでをびらんとし,Ul-II以上が潰瘍と定義される.

参考文献

1)村上忠重,松井勉,小出仁.胃潰瘍の手術適応─病理学的立場から.最新医 14:1013-1017, 1959
2)春間賢(監).胃炎の京都分類.日本メディカルセンター,2014
3)崎田隆夫,三輪剛.悪性潰瘍の内視鏡診断─早期診断のために.日消誌 67:984-989, 1970

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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