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文献詳細

雑誌文献

胃と腸52巻5号

2017年05月発行

増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017

画像所見〔胃〕

隆起の立ち上がり(finding of standing up in polypoid lesions)

著者: 赤松泰次1

所属機関: 1長野県立須坂病院内視鏡センター

ページ範囲:P.587 - P.587

文献概要

定義
 胃隆起性病変の鑑別診断(アルゴリズム)1)において,“立ち上がり”の所見は重要である.山田分類(シェーマ)2)に従うと,I型とは“隆起の起始部が滑らかで,明確な境界線を形成しないもの”,II型とは“隆起の起始部に明確な境界線を認めるが,くびれはないもの”,III型とは“隆起の起始部に明らかなくびれを認めるが,茎はないもの”,IV型とは“明らかな茎を有するもの”と定義されている1)

参考文献

1)赤松泰次,高橋俊晴,市川真也,他.胃癌の標準的な内視鏡診断.消内視鏡 22:12-17, 2010
2)山田達哉,福富久之.胃隆起性病変.胃と腸 1:145-150, 1966
3)赤松泰次,下平和久,松澤正浩,他.通常光における胃隆起性病変の鑑別診断.胃と腸 47:1200-1208, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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