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増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017 画像所見〔胃〕
多発性白色扁平隆起〔multiple white and flat elevated lesions(MFWL)〕
著者: 川口実1
所属機関: 1伊豆高原ゆうゆうの里診療所
ページ範囲:P.610 - P.610
文献購入ページに移動“白色扁平隆起”は筆者ら1)が2007年に報告したもので,その通常内視鏡所見の特徴は,①白色,②扁平隆起,③多発性,④胃体部に認める,⑤周囲粘膜に萎縮がない,などである(Fig. 1,2).病理組織学的特徴は,①腺窩上皮の過形成,②胃底腺萎縮,③炎症細胞浸潤は軽度で,単核球主体などである(Fig. 3).
その後,春間ら2)が多数例を検討し,“多発性白色扁平隆起(春間・川口病変)”として報告している.
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