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文献詳細

雑誌文献

胃と腸52巻5号

2017年05月発行

文献概要

増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017 画像所見〔腸〕

輪状潰瘍(annular ulcer, circular ulcer)

著者: 大川清孝1 上田渉1

所属機関: 1大阪市立十三市民病院消化器内科

ページ範囲:P.622 - P.622

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定義
 輪状潰瘍は腸管の短軸方向に走行する潰瘍であり,幅が広くなったものを帯状潰瘍と言う.全周性でなくてもこの用語が用いられており,周在性に関する定義はない.ほぼ同様の意味で横走潰瘍という言葉が用いられることがある1)

参考文献

1)白壁彦夫,芳川保雄,織田貫爾,他.大腸結核のX線診断.胃と腸 12:1597-1622, 1977
2)大川清孝.消化管疾患:診断と鑑別の進め方─大腸潰瘍性病変の診断と鑑別 縦走潰瘍と輪状潰瘍の内視鏡的鑑別診断.胃と腸 50:1079-1086, 2015
3)渡辺英伸,味岡洋一,太田玉紀,他.炎症性疾患の病理学的鑑別診断─大腸病変を中心に.胃と腸 25:659-682, 1990

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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