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文献詳細

雑誌文献

胃と腸52巻5号

2017年05月発行

増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017

画像所見〔腸〕

びまん性病変(diffuse lesion)

著者: 江﨑幹宏1 松本主之2

所属機関: 1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学 2岩手医科大学医学部内科学講座消化器内科消化管分野

ページ範囲:P.624 - P.625

文献概要

定義
 “びまん性”とは“病変がはっきりと限定することができず広範囲に拡がっている状態”と定義され,“限局性”に対比する用語である.びまん性病変の所見は皺襞肥厚,皺襞消失,多発結節,顆粒状粘膜,およびこれらの組み合わせに分類される1).加えて種々の程度にびらんや潰瘍形成を伴う場合が多い.

参考文献

1)松本主之.びまん性疾患.松井敏幸,松本主之,青柳邦彦(編).小腸内視鏡所見から診断へのアプローチ.医学書院,pp 52-53, 2011
2)多田修治,飯田三雄,八尾恒良.膠原病─消化管アミロイドーシス.八尾恒良,飯田三雄(編).小腸疾患の臨床.医学書院,pp 275-283, 2004
3)中村昌太郎,中村滋郎,松本主之,他.強皮症(全身性硬化症).胃と腸 38:535-541, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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