文献詳細
増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017
画像所見〔腸〕
びまん性病変(diffuse lesion)
著者: 江﨑幹宏1 松本主之2
所属機関: 1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学 2岩手医科大学医学部内科学講座消化器内科消化管分野
ページ範囲:P.624 - P.625
文献概要
“びまん性”とは“病変がはっきりと限定することができず広範囲に拡がっている状態”と定義され,“限局性”に対比する用語である.びまん性病変の所見は皺襞肥厚,皺襞消失,多発結節,顆粒状粘膜,およびこれらの組み合わせに分類される1).加えて種々の程度にびらんや潰瘍形成を伴う場合が多い.
参考文献
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