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増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017 画像所見〔腸〕
管状狭小(tubular narrowing)
著者: 永田信二1 向井伸一1
所属機関: 1広島市立安左市民病院消化器内科
ページ範囲:P.651 - P.651
文献購入ページに移動国語辞典を引くと,狭小とは狭くて小さいこと,狭窄とは狭くすぼまっていること,と記載されている.腸管においては,狭小は内視鏡が挿入可能であるが,狭窄では内視鏡が通過しないことである.すなわち,管状狭小は正常の部分に比べて病変部で腸管径の減少した領域が管状に見える所見である.管状狭小,狭窄の場合,全体像の把握には注腸X線造影検査が必要になることがある1)(Fig. 1〜3).
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