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文献詳細

雑誌文献

胃と腸52巻5号

2017年05月発行

文献概要

増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017 画像所見〔腸〕

管状狭小(tubular narrowing)

著者: 永田信二1 向井伸一1

所属機関: 1広島市立安左市民病院消化器内科

ページ範囲:P.651 - P.651

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定義
 国語辞典を引くと,狭小とは狭くて小さいこと,狭窄とは狭くすぼまっていること,と記載されている.腸管においては,狭小は内視鏡が挿入可能であるが,狭窄では内視鏡が通過しないことである.すなわち,管状狭小は正常の部分に比べて病変部で腸管径の減少した領域が管状に見える所見である.管状狭小,狭窄の場合,全体像の把握には注腸X線造影検査が必要になることがある1)(Fig. 1〜3).

参考文献

1)松川正明.管状狭小.八尾恒良(監).胃と腸用語事典.医学書院,p 140, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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