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文献詳細

雑誌文献

胃と腸52巻5号

2017年05月発行

文献概要

増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017 画像所見〔全消化管〕

顆粒状,結節状(granular, nodular)

著者: 佐野村誠1 柿本一城2

所属機関: 1北摂総合病院消化器内科 2大阪医科大学第2内科

ページ範囲:P.674 - P.674

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定義
 顆粒状(granular,シェーマ1))とは,数mm以下の半球状に近い隆起(顆粒,granule)が集合して存在する状態を言う.十二指腸のAA型アミロイドーシス(Fig. 1)など顆粒が小さい場合,微細顆粒状粘膜と呼称される.
 結節状(nodular,シェーマ1))とは,顆粒より大きく,種々の大きさの小隆起(結節,nodule)が広範にみられる状態を指す2).その結節の大きさにより,小結節,粗大結節などと呼称される.

参考文献

1)Maratka Z. Terminology, Definitions and Diagnostic Criteria in Digestive Endoscopy, 3ed. Normed, p 14 1994
2)日本消化器内視鏡学会用語委員会(編).消化器内視鏡用語集,第3版.医学書院,pp 52-57, 2011
3)林奈那,田中信治,鴫田賢次郎,他.LSTの定義・細分類とその臨床的意義.胃と腸 49:1665-1672, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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