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増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017 病理
アポトーシス(apoptosis)
著者: 菅井有1
所属機関: 1岩手医科大学医学部病理学講座分子診断病理学分野
ページ範囲:P.697 - P.697
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アポトーシスとは,細胞における細胞死のことで,壊死と対比的に用いられる1).アポトーシスは多細胞生物にとってより好ましい状態を保持するために能動的に行われ,その機序も厳密に設計・管理されている(ウイルス感染細胞などを想定せよ)1).このような観点から,アポトーシスのことをプログラミングされた細胞死(programed cell death)とも言う.
アポトーシスとは,細胞における細胞死のことで,壊死と対比的に用いられる1).アポトーシスは多細胞生物にとってより好ましい状態を保持するために能動的に行われ,その機序も厳密に設計・管理されている(ウイルス感染細胞などを想定せよ)1).このような観点から,アポトーシスのことをプログラミングされた細胞死(programed cell death)とも言う.
参考文献
1)Stoian M, State N, Stoica V, et al. Apoptosis in colorectal cancer. J Med Life 7:160-164, 2014
2)須田貴司.Fasリガンドによるアポトーシスと炎症の分子機構.蛋・核・酵 44:1477-1486, 1999
3)Il'yasova D, Hodgson ME, Martin C, et al. Tea consumption, apoptosis, and colorectal adenomas. Eur J Cancer Prev 12:439-443, 2003
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