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文献詳細

雑誌文献

胃と腸53巻5号

2018年05月発行

文献概要

増刊号 早期胃癌2018 主題

早期胃癌検診の現状

著者: 榊信廣1 中島寛隆1

所属機関: 1公益財団法人早期胃癌検診協会

ページ範囲:P.545 - P.552

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要旨●胃がん検診として年間600万件以上の胃X線検診が実施されている.2014年に対策型胃がん検診として認可された内視鏡検診は増加しているが,実施可能件数に限界がある.さらに,H. pylori感染者が低下している現状では,内視鏡検診に胃癌リスク層別化検査の導入は不可欠である.一方,除菌治療後の検診受診者が急増している今日,内視鏡でも発見困難な形態の除菌後胃癌への対応も問題である.従来の胃がん検診は限界に来ており,複数の学会が協調して,胃癌発症リスクを加えX線と内視鏡が連携した新しい視点から胃がん検診体制の構築が必要である.

参考文献

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2)日本消化器がん検診学会全国集計委員会.平成26年消化器がん検診全国集計.日消がん検診誌 55:52-83, 2017
3)創立50年史編集委員会.公益財団法人早期胃癌検診協会創立50年史.大村印刷,2017
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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