胃と腸54巻1号

2019年01月発行

今月の主題 大腸内視鏡拡大観察の基本と最新知見 症例検討会

大腸内視鏡拡大観察の基本と最新知見

著者： 田中信治¹ 山野泰穂² 菅井有³ 千野晶子⁴ 小澤俊一郎⁵ 今井健一郎⁶

所属機関： ¹広島大学大学院医歯薬保健学研究科内視鏡医学 ²札幌医科大学医学部消化器内科学講座 ³岩手医科大学医学部病理診断学講座 ⁴がん研有明病院内視鏡診療部 ⁵聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院消化器内科 ⁶静岡県立静岡がんセンター内視鏡科

ページ範囲：P.105 - P.150

本欄では，本誌初の試みとして，早期胃癌研究会を模した症例検討会を誌上で再現した．X線・内視鏡（通常・色素・NBI拡大）ごとに画像を提示し，再掲する「読影写真」にて各読影者の指摘部分を矢印や円囲みなどで示した．各症例の末尾に病理解説を示しているので，読者もぜひ提示写真から読影をして，症例検討会の臨場感を味わいながら読み進めてほしい．

参考文献

1）Tanaka S, Nagata S, Oka S, et al. Determining depth of invasion by VN pit pattern analysis in submucosal colorectal carcinoma. Oncol Rep　9：1005-1008, 2002