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文献詳細

雑誌文献

胃と腸54巻5号

2019年05月発行

文献概要

増刊号 消化管疾患の分類2019—使い方,使われ方 咽頭・食道 アカラシア

食道アカラシアの分類〔Classification of Esophageal Achalasia〕

著者: 南ひとみ1 井上晴洋2

所属機関: 1長崎大学病院消化器内科 2昭和大学江東豊洲病院消化器センター

ページ範囲:P.590 - P.592

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定義
 食道アカラシアにおいては,X線造影検査による形態分類,食道の拡張横径による分類,食道内圧からみた機能的分類が使用される.食道X線造影検査は最も簡便な診断法であり,食道X線造影検査で高度の拡張や蛇行がみられる場合には,病歴が長く比較的進行した症例が多い.

参考文献

1)日本食道学会(編).食道アカラシア取扱い規約,第4版.金原出版,2012
2)Bredenoord AJ, Fox M, Kahrilas PJ, et al. Chicago classification criteria of esophageal motility disorders defined in high resolution esophageal pressure topography. Neurogastroenterol Motil 24(Suppl 1):57-65, 2012
3)日本消化管学会(編).食道運動障害診療指針.南江堂,2016
4)Minami H, Isomoto H, Miuma S, et al. New endoscopic indicator of esophageal achalasia:“pinstripe pattern”. PLoS One 10:e0101833, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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