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文献詳細

雑誌文献

胃と腸54巻5号

2019年05月発行

増刊号 消化管疾患の分類2019—使い方,使われ方

咽頭・食道 食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニアの分類〔Hiatal Hernia〕

著者: 日向有紀子1 中村真一2

所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科 2東京女子医科大学消化器内視鏡科

ページ範囲:P.594 - P.595

文献概要

定義
 胸腔と腹腔を分けている横隔膜には大動脈,大静脈,食道を通すそれぞれの裂孔がある.食道裂孔ヘルニアは横隔膜ヘルニアの一つであり,食道裂孔を通して腹腔内の臓器が胸腔内に脱出している状態を言い,多くは胃の一部が胸腔側に脱出する(Fig.1)1)

参考文献

1)落合慈之(監).消化器疾患ビジュアルブック,第2版.学研メディカル秀潤社,p 60, 2014
2)幕内博康.滑脱型食道裂孔ヘルニアの臨床的研究—診断基準と程度分類を中心に.日消誌 79:1557-1567, 1982
3)平嶋毅.食道の良性疾患.南江堂,pp 197-235, 1981

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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