文献詳細
文献概要
増刊号 消化管疾患の分類2019—使い方,使われ方 胃 胃炎
木村・竹本分類〔Kimura-Takemoto Classification〕
著者: 鎌田智有1
所属機関: 1川崎医科大学健康管理学
ページ範囲:P.612 - P.613
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萎縮性胃炎の進展を内視鏡検査にて胃粘膜の平面的な拡がりで評価する分類である.内視鏡的萎縮移行帯(atrophic border)が胃体部小彎側で噴門を越えない閉鎖型(closed type)と,それを越えて大彎側に進展する開放型(open type)とに大きく分類される.
萎縮性胃炎の進展を内視鏡検査にて胃粘膜の平面的な拡がりで評価する分類である.内視鏡的萎縮移行帯(atrophic border)が胃体部小彎側で噴門を越えない閉鎖型(closed type)と,それを越えて大彎側に進展する開放型(open type)とに大きく分類される.
参考文献
1)Kimura K, Takemoto T. An endoscopic recognition of atrophic border and its significance in chronic gastritis. Endoscopy 1:87-97, 1969
2)春間賢(監),加藤元嗣,井上和彦,村上和成,他(編).胃炎の京都分類.日本メディカルセンター,2014
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