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文献詳細

雑誌文献

胃と腸54巻5号

2019年05月発行

文献概要

増刊号 消化管疾患の分類2019—使い方,使われ方 胃 胃炎

胃炎の京都分類〔Kyoto Classification of Gastritis〕

著者: 春間賢1 井上和彦23

所属機関: 1川崎医科大学総合医療センター総合内科2 2淳風会健康管理センター 3淳風会ロングライフホスピタル内視鏡センター

ページ範囲:P.616 - P.618

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定義
 「胃炎の京都分類」は,日本における胃炎診断と分類の歴史を鑑み,H. pylori(Helicobacter pylori)感染を,①未感染,②現感染,③除菌後を含む既感染の3つのカテゴリーに分けて,内視鏡所見で胃炎の診断をすることを主たる目的とした分類である.その後,改訂版が出版され,H. pylori以外の原因による胃粘膜の変化も取り上げている(Table 1)1)

参考文献

1)春間賢(監).胃炎の京都分類,改訂第2版.日本メディカルセンター,2018
2)Dixon MF, Genta RM, Yardley JH, et al. Classification and grading of gastritis. The updated Sydney system. International workshop on the histopathology of gastritis, Houston 1994. Am J Surg Pathol 20:1161-1181, 1996
3)Takemoto T. Chronic gastritis. Jpn J Med 24:276-282, 1985

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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