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文献詳細

雑誌文献

胃と腸54巻5号

2019年05月発行

文献概要

増刊号 消化管疾患の分類2019—使い方,使われ方 小腸・大腸 Crohn病

病型分類〔Classification of Crohn's Disease with Respect to Disease Location and Behaviour〕

著者: 髙津典孝1 平井郁仁1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院炎症性腸疾患センター

ページ範囲:P.720 - P.720

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定義
 Crohn病の病型分類は,病変部位や病態を的確に把握するために使用され,縦走潰瘍,敷石像または狭窄の存在部位により,小腸型,小腸大腸型,大腸型,特殊型に分類される.また,疾患パターンに応じて,炎症型,瘻孔形成型,狭窄型に分類される(Table 1)1)

参考文献

1)鈴木康夫.クローン病診断基準(2018年1月改訂),「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(鈴木班)平成29年度分担研究報告書(別冊).厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業,pp 17-19, 2018
2)渡辺晃.診断基準分科会報告.厚生省特定疾患クローン病調査研究班昭和51年度業績集.pp 4-7, 1977
3)Satsangi J, Silverberg MS, Vermeire S, et al. The Montreal classification of inflammatory bowel disease:controversies, consensus, and implications. Gut 55:749-753, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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