文献詳細
増刊号 消化管疾患の分類2019—使い方,使われ方
小腸・大腸 Crohn病
モントリオール分類〔Montreal Classification〕
著者: 岸昌廣1 平井郁仁2
所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器内科 2福岡大学筑紫病院炎症性腸疾患センター
ページ範囲:P.722 - P.723
文献概要
Crohn病(Crohn's disease ; CD)のモントリオール分類1)は,国際的にも頻用される病態の分類法で,①診断時年齢(age at diagnosis),②病変部位(location),③病態(behavior),の3項目から成る.各項目は,Table 1のように分類される.L4は上部消化管病変が併存する場合,L1〜L3に併記して記載する.また,肛門部病変(痔瘻や肛門周囲膿瘍など)が存在する場合,pをB1〜B3に付記して記載する.
参考文献
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