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文献概要
増刊号 消化管疾患の分類2019—使い方,使われ方 小腸・大腸 Crohn病
CDAI〔Crohn's Disease Activity Index〕
著者: 大森鉄平1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科
ページ範囲:P.728 - P.729
文献購入ページに移動定義
CDAI(Crohn's disease activity index)はCrohn病(CD)の活動性を評価する最も一般的に使用されている指標の一つである.
活動指数は,過去1週間の①軟便・下痢の回数,②腹痛の程度,③主観的な一般状態,④合併症や発熱の有無,⑤下痢に対してのロペラミドあるいはアヘンアルカロイド服用の有無,⑥腹部腫瘤の有無,⑦ヘマトクリット値,⑧体重,の8項目で構成されている.
CDAI(Crohn's disease activity index)はCrohn病(CD)の活動性を評価する最も一般的に使用されている指標の一つである.
活動指数は,過去1週間の①軟便・下痢の回数,②腹痛の程度,③主観的な一般状態,④合併症や発熱の有無,⑤下痢に対してのロペラミドあるいはアヘンアルカロイド服用の有無,⑥腹部腫瘤の有無,⑦ヘマトクリット値,⑧体重,の8項目で構成されている.
参考文献
1)Best WR, Becktel JM, Singleton JW, et al. Development of a Crohn's disease activity index. National Cooperative Crohn's Disease Study. Gastroenterology 70:439-444, 1976
2)鈴木康夫.潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針.厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業,「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(鈴木班)平成29年度分担研究報告書,pp 17-19, 2018
3)Sturm A, Maaser C, Calabrese E, et al. ECCO-ESGAR Guideline for Diagnostic Assessment in Inflammatory Bowel Disease. J Crohns Colitis 2018[Epub ahead of print]
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