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文献詳細

雑誌文献

胃と腸55巻11号

2020年10月発行

文献概要

今月の主題 小腸腫瘍アトラス 症例アトラス

転移性小腸腫瘍(肺癌以外)

著者: 壷井章克1 岡志郎1 田中信治2

所属機関: 1広島大学病院消化器・代謝内科 2広島大学病院内視鏡診療科

ページ範囲:P.1380 - P.1381

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疾患の概念
 小腸腫瘍の頻度は全消化管癌の0.1〜0.3%とまれであり,本邦の多施設で施行された小腸腫瘍の検討では,転移性小腸腫瘍の割合は9.0%と報告されている1).転移性小腸腫瘍は,さまざまな臓器から小腸に転移することが知られているが,そのほとんどが腹部諸臓器からの転移である2)

参考文献

1)Mitsui K, Tanaka S, Yamamoto H, et al. Role of double-balloon endoscopy in the diagnosis of small-bowel tumors:the first Japanese multicenter study. Gastrointest Endosc 70:498-504, 2009
2)田中信治.消化管への転移性腫瘍.胃と腸 38:1753-1574, 2003
3)岡志郎,田中信治,飯尾澄夫,他.小腸の腫瘍性・腫瘍様疾患—原発性小腸癌と転移性小腸腫瘍.胃と腸 54:451-460, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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