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文献詳細

雑誌文献

胃と腸55巻11号

2020年10月発行

文献概要

今月の主題 小腸腫瘍アトラス 症例アトラス

GIST

著者: 小木曽聖1 富岡秀夫1 清水誠治1

所属機関: 1大阪鉄道病院消化器内科

ページ範囲:P.1382 - P.1383

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疾患の概念
 GIST(gastrointestinal stromal tumor)は消化管で最も頻度の高い間葉系腫瘍であり,Cajal介在細胞に由来すると考えられている.小腸のGISTでは,ほとんどがKIT免疫染色陽性でc-kit遺伝子変異を示すが,CD34は約半数で陰性ないし部分的な陽性を示す.通常は腫瘍が大きくなり出血や腹痛を来して診断されるが,偶発的に発見されることも多い1)

参考文献

1)松田圭二,塚本充雄,福島慶久,他.小腸悪性腫瘍の診断と治療—GIST.胃と腸 48:1446-1460, 2013
2)平井郁仁,松井敏幸,八尾恒良,他.消化管の平滑筋性腫瘍,神経性腫瘍,GISTの診断と治療—腸.胃と腸 39:561-573, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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