文献詳細
文献概要
今月の主題 小腸腫瘍アトラス 症例アトラス
GIST
著者: 小木曽聖1 富岡秀夫1 清水誠治1
所属機関: 1大阪鉄道病院消化器内科
ページ範囲:P.1382 - P.1383
文献購入ページに移動GIST(gastrointestinal stromal tumor)は消化管で最も頻度の高い間葉系腫瘍であり,Cajal介在細胞に由来すると考えられている.小腸のGISTでは,ほとんどがKIT免疫染色陽性でc-kit遺伝子変異を示すが,CD34は約半数で陰性ないし部分的な陽性を示す.通常は腫瘍が大きくなり出血や腹痛を来して診断されるが,偶発的に発見されることも多い1).
参考文献
掲載誌情報