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今月の主題 小腸腫瘍アトラス 症例アトラス
悪性リンパ腫—MEITL
著者: 松本啓志1 村尾高久1 梅垣英次1
所属機関: 1川崎医科大学消化管内科学
ページ範囲:P.1396 - P.1397
文献購入ページに移動2017年に発行された造血・リンパ系組織のWHO分類では,アジア人やヒスパニック系に多いセリアック病と関連しない従来のII型EATL(enteropathy-associated T-cell lymphoma)がMEITL(monomorphic epitheliotropic intestinal T-cell lymphoma)と呼称されることとなった1).一方,北欧州に多くセリアック病と関連する従来のI型EATLはEATLとなった.MEITLは,主に空腸から回腸にかけて潰瘍を伴う腫瘤を形成し,周囲粘膜の肥厚を伴うT細胞リンパ腫である.
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