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文献概要
今月の主題 小腸腫瘍アトラス 症例アトラス
AVM
著者: 小澤俊文1
所属機関: 1総合犬山中央病院消化器内科
ページ範囲:P.1412 - P.1413
文献購入ページに移動AVMは先天性過誤腫性病変とされ,全消化管のAVMでは小腸が46%と最も頻度が高い1).病理学的には拡張した動静脈,動静脈の吻合や移行部が観察され2),粘膜および粘膜下層にとどまらず,全層性に漿膜まで観察されることもある.本疾患は若年者の小腸に多いことからMooreら3)の分類では2型に相当する.治療は病変部腸管の切除だが,浅在性の小病変に対する内視鏡治療例も散見される.
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