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文献詳細

雑誌文献

胃と腸55巻11号

2020年10月発行

今月の主題 小腸腫瘍アトラス

症例アトラス

リンパ管腫

著者: 冬野雄太1 鳥巣剛弘1 江﨑幹宏2

所属機関: 1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学 2佐賀大学医学部内科学講座消化器内科

ページ範囲:P.1414 - P.1416

文献概要

疾患の概念
 多くは先天性に発生する大小のリンパ嚢胞を主体とした腫瘤性病変である.腫瘍ではなくリンパ管系の組織奇形から成る非上皮性の良性病変であり,近年ではリンパ管奇形と呼ぶことが増えてきている.
 頭頸部や縦隔,腋窩に好発し,消化管に発生することはまれであるが,消化管においては大腸に次いで小腸に好発する1)

参考文献

1)古賀秀樹,清水香代子,垂水研一,他.消化管脈管系腫瘍(血管腫・リンパ管腫)の診断と治療.胃と腸 39:612-627, 2004
2)石川伸久,渕上忠彦,田畑寿彦,他.無症状で発見しえた小腸リンパ管腫の1例.日消誌 96:959-963, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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