文献詳細
文献概要
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編集後記
著者: 斉藤裕輔1
所属機関: 1市立旭川病院消化器病センター
ページ範囲:P.1439 - P.1439
文献購入ページに移動 本特集号は「小腸腫瘍アトラス」と銘打って,多彩な小腸腫瘍性疾患を可能な限り網羅し,各疾患の要点と典型的かつ美麗な画像,その組織像について掲載した.これまでにも小腸疾患について各種画像所見を中心としたアトラスが数多く出版されているが,本号はコンパクトにまとめたアトラスの最新バージョンとして位置づけられる.
清水の序説でも述べられているように,小腸腫瘍の診断は近年格段の進歩を遂げており,以前の腹部腫瘤,腹痛,顕性出血を呈し,緊急手術で進行病変,巨大病変が診断された時代から,無症状,OGIB(obscure gastrointestinal bleeding),腹部の不定愁訴に対してCT scanやVCE(video capsule endoscopy),BAE(balloon assisted enteroscopy)などの精密検査が行われ,初期病変・小病変が発見される時代へと進化してきた.
清水の序説でも述べられているように,小腸腫瘍の診断は近年格段の進歩を遂げており,以前の腹部腫瘤,腹痛,顕性出血を呈し,緊急手術で進行病変,巨大病変が診断された時代から,無症状,OGIB(obscure gastrointestinal bleeding),腹部の不定愁訴に対してCT scanやVCE(video capsule endoscopy),BAE(balloon assisted enteroscopy)などの精密検査が行われ,初期病変・小病変が発見される時代へと進化してきた.
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