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文献概要
追悼
渕上忠彦先生を偲ぶ
著者: 蔵原晃一1
所属機関: 1松山赤十字病院胃腸センター(消化器内科)
ページ範囲:P.1549 - P.1550
文献購入ページに移動 私の恩師であり,1983年から松山赤十字病院消化器科部長・胃腸センター所長,2003〜2014年まで病院長を勤められた,当院名誉病院長 渕上忠彦先生が2020年6月12日に逝去されました.私は2002〜2014年まで11年間にわたりご指導いただきました.
渕上先生は九州大学医学部第二内科(現 病態機能内科学)時代から消化管形態診断学の診療と研究に専心され,特に,胃癌のX線・内視鏡診断の先駆者のお一人と伺っております.同教室で消化器研究室主任を務められた先生は,1980年4月,当院消化器科部長として赴任し,内科から分離・独立した「消化器科」の診療体制を立ち上げたのち,1981年4月にいったん大学に戻られましたが,1983年7月,再度部長として赴任し「胃腸センター」所長に就任されました.
渕上先生は九州大学医学部第二内科(現 病態機能内科学)時代から消化管形態診断学の診療と研究に専心され,特に,胃癌のX線・内視鏡診断の先駆者のお一人と伺っております.同教室で消化器研究室主任を務められた先生は,1980年4月,当院消化器科部長として赴任し,内科から分離・独立した「消化器科」の診療体制を立ち上げたのち,1981年4月にいったん大学に戻られましたが,1983年7月,再度部長として赴任し「胃腸センター」所長に就任されました.
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