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文献詳細

雑誌文献

胃と腸55巻4号

2020年04月発行

文献概要

今月の主題 内視鏡医も知っておくべき病理診断リファレンス—上部消化管腫瘍 主題アトラス

上部消化管:びまん性大細胞型B細胞リンパ腫・その他のリンパ腫

著者: 田中健大1 神崎洋光2

所属機関: 1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病理学 2岡山大学大学院消化器・肝臓内科学

ページ範囲:P.442 - P.444

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概念・定義1)
 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma ; DLBCL)は中型〜大型のB細胞のびまん性増殖から成る腫瘍である.腫瘍細胞の大きさは正常組織球の核以上,あるいは正常リンパ球の2倍以上の大きさと定義づけされる.
 マントル細胞リンパ腫(mantle cell lymphoma ; MCL)は小型から中型で均一なリンパ球から成る腫瘍で,t(11;14)によるcyclin D1の過剰発現がみられる.

参考文献

1)The WHO Classification of Tumors Editorial Board(eds). WHO Classification of Tumors of Digestive System Tumors, 5th ed. IARC press, Lyon, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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