文献詳細
増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021
胃 診断
文献概要
早期胃癌の診断・治療において,組織型診断は内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosal dissection ; ESD)で治癒に至るかどうかを判断する上で重要である.本稿は胃癌の組織型診断について既報をまとめ概説する1)2).
参考文献
1)八木一芳,味岡洋一.胃の拡大内視鏡診断,第2版.医学書院,2014
2)濱本英剛,田沼徳真,鈴木雄一郎,他.早期胃癌の診断の基本—NBI拡大内視鏡診断:組織型診断の観点から.胃と腸 53:621-634, 2018
3)柴垣広太郎,三代剛,川島耕作,他.H. pylori未感染胃上皮性腫瘍の内視鏡的特徴—ラズベリー様腺窩上皮型胃癌.胃と腸 55:1043-1050, 2020
4)柴垣広太郎,三代剛,石村典久,他.H. pylori未感染胃粘膜に生じるラズベリー様腺窩上皮型胃癌.消内視鏡 32:97-105, 2020
5)濱本英剛,長南明道,松田知己,他.分化型早期胃癌のNBI拡大観察におけるシアン調血管の検討.Gastroenterol Endosc 57:2335-2343, 2015
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