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文献詳細

雑誌文献

胃と腸56巻5号

2021年05月発行

増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021

胃 診断

EUS

著者: 赤星和也1 大石善丈2

所属機関: 1飯塚病院内視鏡センター 2飯塚病院病理科

ページ範囲:P.624 - P.625

文献概要

EUSの特徴と適応
 超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography ; EUS)は消化管内腔,壁内,壁外の状態を超音波断層像により詳細に観察できる断層イメージング内視鏡検査である.その主な適応は悪性腫瘍の病期診断(壁深達度およびリンパ節転移)および粘膜下腫瘍(submucosal tumor ; SMT)の鑑別診断(壁外および壁内局在層診断,ルーペ像レベルの内部性状診断,腫瘍径計測)である1)

参考文献

1)赤星和也,柳井秀雄,丹羽康正.胃・十二指腸—②超音波内視鏡.日本消化器内視鏡学会卒後教育委員会(編).消化器内視鏡ハンドブック,改訂第2版.日本メディカルセンター,pp 263-273, 2017
2)Aibe T, Fuji T, Okita K, et al. A fundamental study of normal layer structure of the gastrointestinal wall visualized by endoscopic ultrasonography. Scand J Gastroenterol Suppl 123:6-15, 1986
3)木田光広,宮澤志朗,池田弘子,他.十二指腸疾患のEUSによる鑑別診断.消内視鏡 21:1530-1536, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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