胃と腸56巻5号

2021年05月発行

増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021

胃 治療

ERHSE（EMR-HSE）

著者： 石後岡正弘¹ 森園竜太郎²

所属機関： ¹公益社団法人北海道勤労者医療協会勤医協中央病院消化器外科 ²公益社団法人北海道勤労者医療協会勤医協中央病院消化器内科

ページ範囲：P.637 - P.637

文献概要

　1982年に平尾ら^1）2）により開発されたERHSE（endoscopic resection with local injection of hypertonic saline epinephrine solution，HSE局注を併用した内視鏡的粘膜切除術）の手技の方法とコツを概説する．

参考文献

1）平尾雅紀，山崎裕之，長谷良志男，他．胃の腫瘍性病変に対する内視鏡的切除法．Gastroenterol Endosc　25：1942-1949, 1983

2）石後岡正弘，内沢政英，河島秀昭，他．早期胃癌に対するHSE局注を併用した内視鏡的粘膜切除法（ERHSE）の新しい手技—粘膜下層直接切離による一括切除法．消内視鏡　11：1323-1327, 1999