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文献詳細

雑誌文献

胃と腸56巻5号

2021年05月発行

文献概要

増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021 胃 治療

止血術

著者: 皆川武慶1 住吉徹哉1 近藤仁1

所属機関: 1斗南病院消化器内科

ページ範囲:P.650 - P.651

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 出血性胃潰瘍などの上部消化管出血は臨床の現場で遭遇する機会が多く,迅速かつ確実に処置が行われなければ出血性ショックなどの重篤な病態になりうるため,さまざまな止血法を習得しておく必要がある.本稿では本邦で一般的に行われている,①止血鉗子による凝固止血術,②クリップ止血術,③局注止血術について解説する.

参考文献

1)Takizawa K, Oda I, Gotoda T, et al. Routine coagulation of visible vessels may prevent delayed bleeding after endoscopic submucosal dissection—an analysis of risk factors. Endoscopy 40:179-183, 2008
2)藤城光弘,井口幹崇,角嶋直美,他.非静脈瘤性上部消化管出血における内視鏡診療ガイドライン.Gastroenterol Endos 57:1648-1666, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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