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増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021 十二指腸 診断
十二指腸の解剖
著者: 鈴木悠悟1 布袋屋修1
所属機関: 1虎の門病院消化器内科
ページ範囲:P.661 - P.661
文献購入ページに移動十二指腸の臨床的解剖と内視鏡診療
十二指腸は胃の幽門輪から膵頭部を囲むようにCの字を描いて走行し,空腸に至るまでの長さ25cmほどの比較的短い管腔臓器である(Fig.1).球部,下行部,水平部,上行部に分けられ,内視鏡観察時に病変の位置関係の指標となるのは上十二指腸角,主乳頭,下十二指腸角である.
十二指腸は胃の幽門輪から膵頭部を囲むようにCの字を描いて走行し,空腸に至るまでの長さ25cmほどの比較的短い管腔臓器である(Fig.1).球部,下行部,水平部,上行部に分けられ,内視鏡観察時に病変の位置関係の指標となるのは上十二指腸角,主乳頭,下十二指腸角である.
参考文献
1)布袋屋修.十二指腸の解剖と内視鏡診療.貝瀬満(編).消化管癌の画像強調内視鏡—診断と治療.医学出版,pp 160-162, 2015
2)松田浩二,吉村昇,木下雄一,他.十二指腸の内視鏡観察と工夫.消内視鏡 27:1069-1073, 2015
3)山本博徳,三浦義正.十二指腸の解剖学的特徴と内視鏡診療を困難にする要因.消内視鏡 31:1007-1013, 2019
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