icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸56巻5号

2021年05月発行

文献概要

増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021 十二指腸 診断

低緊張性十二指腸造影

著者: 森山智彦1 鳥巣剛弘2

所属機関: 1九州大学病院国際医療部 2九州大学大学院医学研究院病態機能内科学

ページ範囲:P.662 - P.663

文献購入ページに移動
 十二指腸造影は病変の質的診断,隣接臓器との関係などを評価するために施行する.十二指腸は蠕動著明かつ皺襞が錯綜している臓器のため,情報量の多い画像を撮影するためには鎮痙薬を用いて低緊張状態にし,スムーズかつ手早く検査を行う必要がある1)〜3).本稿では低緊張性十二指腸造影の撮影法と読影手順について述べる.

参考文献

1)中澤三郎.低緊張性十二指腸造影法.白壁彦夫,市川平三郎(編).消化管X線読影講座.金原出版,pp 23-50, 1971
2)江﨑幹宏,松本主之,飯田三雄.低緊張性十二指腸造影.胃と腸 43:1103-1106, 2008
3)斉藤裕輔,垂石正樹,小林裕,他.十二指腸X線造影—低緊張性十二指腸造影を中心に.胃と腸 54:1243-1252, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?