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文献詳細

雑誌文献

胃と腸56巻5号

2021年05月発行

増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021

小腸 治療

EMR,ポリペクトミー

著者: 髙梨訓博1 勝木伸一1

所属機関: 1小樽掖済会病院消化器病センター

ページ範囲:P.706 - P.706

文献概要

内視鏡の挿入
 内視鏡処置全般に共通することであるが,すべての処置は病変を最も処置に適した部位に配置することから始まる.処置を見据えた小腸内視鏡検査にはballoon assisted enteroscopyが用いられるが,通常の上部・下部内視鏡に比べると,内視鏡挿入自体の難易度が高いことも多く,また術後腸管ではその難易度もさらに高度となる.詳細は小腸内視鏡挿入に関する報告1)を参照いただくこととするが,病変への到達,さらに処置に適した位置取りが第一の難関となる.

参考文献

1)Yamamoto H, Sekine Y, Sato Y, et al. Total enteroscopy with a nonsurgical steerable double-balloon method. Gastrointest Endosc 53:216-220, 2001
2)Sakamoto H, Yamamoto H, Hayashi Y, et al. Nonsurgical management of small-bowel polyps in Peutz-Jeghers syndrome with extensive polypectomy by using double-balloon endoscopy. Gastrointest Endosc 74:328-333, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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