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増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021 大腸 診断
注腸造影(総論)
著者: 小林広幸1
所属機関: 1福岡山王病院消化器内科
ページ範囲:P.712 - P.713
文献購入ページに移動 本稿では大腸疾患のスクリーニングとして用いられる注腸X線造影検査(ルーチン検査)の手技とそのコツ,留意点について解説する.質の高い注腸X線造影検査には,術者の技量はもとより,前処置と造影剤・撮影の工夫,そして読影能力を向上(ブラッシュアップ)していくことが必要である.
参考文献
1)小林広幸,渕上忠彦.早期大腸癌のスクリーニング—注腸X線.胃と腸 45:735-744, 2010
2)入口陽介,小田丈二,水谷勝,他.美麗な二重造影—私のコツすべて教えます:美しい注腸X線造影検査を求めて.胃と腸 52:1136-1144, 2017
3)斉藤裕輔,垂石正樹.図説 胃と腸用語集2012—注腸X線造影.胃と腸 47:642-644, 2012
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