文献詳細
文献概要
今月の主題 「胃と腸」式 読影問題集—考える画像診断が身につく 読影問題集
十二指腸 Case 2
著者: 斉藤裕輔1
所属機関: 1市立旭川病院消化器病センター
ページ範囲:P.1177 - P.1182
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70歳代,男性.主訴は心窩部痛,腹痛.既往歴は特記すべきことなし.20XX年4月に,心窩部痛,腹痛にて近医受診時の上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)で,十二指腸に異常を指摘され,精査・加療目的にて当科に紹介され受診となった.
血液検査では,低栄養による軽度のアルブミンの低値を認めるのみで,その他,炎症反応,腫瘍マーカーを含めて異常所見を認めない.
70歳代,男性.主訴は心窩部痛,腹痛.既往歴は特記すべきことなし.20XX年4月に,心窩部痛,腹痛にて近医受診時の上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)で,十二指腸に異常を指摘され,精査・加療目的にて当科に紹介され受診となった.
血液検査では,低栄養による軽度のアルブミンの低値を認めるのみで,その他,炎症反応,腫瘍マーカーを含めて異常所見を認めない.
参考文献
1)多田修治,飯田三雄.原発性,続発性アミロイドーシス.胃と腸 38:611-618, 2003
2)前畠裕司,松本主之.アミロイドーシス.八尾恒良(監),芳野純治,小山恒男,岩下明德(編).胃と腸アトラス—I上部消化管,第2版.pp 310-312, 2014
3)大森崇史,山田日向,尾崎隼人,他.十二指腸非乳頭部びまん性病変—消化管アミロイドーシスの十二指腸病変.胃と腸 53:1645-1652, 2018
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