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文献詳細

雑誌文献

胃と腸56巻9号

2021年08月発行

文献概要

今月の主題 「胃と腸」式 読影問題集—考える画像診断が身につく 読影問題集

大腸 Case 5

著者: 田中秀典1 岡本由貴1 田中信治1

所属機関: 1広島大学病院内視鏡診療科

ページ範囲:P.1230 - P.1234

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臨床情報
60歳代,女性.家族歴は乳癌(姉).既往歴は虫垂切除,大腸ポリープ切除,脂質異常症.X−7年に,近医で大腸内視鏡検査を施行した際に大腸ポリープを切除され,盲腸に粘膜下腫瘍(submucosal tumor ; SMT)を認めたため,以後フォローされていた.X−5年に,大腸内視鏡検査にて同病変の増大を認めたため当科に紹介となり,大腸内視鏡検査,超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography ; EUS),注腸X線造影検査を行った.大腸内視鏡検査にてびらん部から生検を行ったが,Group 1であった.

参考文献

1)濱本博美,山本博,木村弥郁子,他.粘膜下腫瘍様の形態を示した大腸癌の2症例.Gastroenterol Endosc 39:1105-1112, 1997
2)平田真由子,田中信治,岡志郎,他.非上皮性腫瘍と鑑別の必要な疾患—粘膜下腫瘍様形態の大腸癌.早期大腸癌 12:59-65, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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