文献詳細
今月の主題 「胃と腸」式 読影問題集—考える画像診断が身につく
読影問題集
文献概要
臨床情報
60歳代,女性.家族歴は乳癌(姉).既往歴は虫垂切除,大腸ポリープ切除,脂質異常症.X−7年に,近医で大腸内視鏡検査を施行した際に大腸ポリープを切除され,盲腸に粘膜下腫瘍(submucosal tumor ; SMT)を認めたため,以後フォローされていた.X−5年に,大腸内視鏡検査にて同病変の増大を認めたため当科に紹介となり,大腸内視鏡検査,超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography ; EUS),注腸X線造影検査を行った.大腸内視鏡検査にてびらん部から生検を行ったが,Group 1であった.
60歳代,女性.家族歴は乳癌(姉).既往歴は虫垂切除,大腸ポリープ切除,脂質異常症.X−7年に,近医で大腸内視鏡検査を施行した際に大腸ポリープを切除され,盲腸に粘膜下腫瘍(submucosal tumor ; SMT)を認めたため,以後フォローされていた.X−5年に,大腸内視鏡検査にて同病変の増大を認めたため当科に紹介となり,大腸内視鏡検査,超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography ; EUS),注腸X線造影検査を行った.大腸内視鏡検査にてびらん部から生検を行ったが,Group 1であった.
参考文献
1)濱本博美,山本博,木村弥郁子,他.粘膜下腫瘍様の形態を示した大腸癌の2症例.Gastroenterol Endosc 39:1105-1112, 1997
2)平田真由子,田中信治,岡志郎,他.非上皮性腫瘍と鑑別の必要な疾患—粘膜下腫瘍様形態の大腸癌.早期大腸癌 12:59-65, 2008
掲載誌情報