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編集後記 フリーアクセス
著者: 田中信治1
所属機関: 1広島大学大学院医系科学研究科内視鏡医学
ページ範囲:P.1351 - P.1351
早期大腸癌の治療に関しても,その病態解析の進歩から根治適応基準が拡大されつつあり,術前診断学の診断目標も変化してきている.それに伴い,注腸X線造影検査や超音波内視鏡検査(EUS)の新たな意義も注目されている.また,病理診断においても治療選択を意識した診断法が現れてきている.このような背景をもとに,本特集号では,大腸腫瘍に関する診断と治療におけるトピックスをモダリティー別に,外科と病理学的側面も含めて,最前線で活動している先生に執筆していただき,現時点での大腸腫瘍診療の最前線の状況を総括することを目的として本特集号が企画された.
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