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文献詳細

雑誌文献

胃と腸57巻5号

2022年05月発行

文献概要

増刊号 図説「胃と腸」画像診断用語集2022 画像所見 胃:拡大観察

正常胃:拡大観察に必要な解剖用語

著者: 八尾建史1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院内視鏡部

ページ範囲:P.545 - P.545

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 胃粘膜の拡大内視鏡所見は,微小血管構築像〔microvascular(MV)pattern〕と表面微細構造〔microsurface(MS)pattern〕から成り立っている.正常胃粘膜の拡大内視鏡所見は,部位(胃底腺粘膜と胃幽門腺粘膜)により大きく異なるので,それぞれについて解説する.なお,狭帯域光観察(narrow-band imaging ; NBI)を併用した拡大内視鏡観察では,ごく表層の解剖学的所見しか視覚化されないので,粘膜表層の腺窩までの深さの解剖学構造について言及する.

参考文献

1)八尾建史.第8章NBI併用胃拡大内視鏡所見の成り立ち—腺上皮において狭帯域光は解剖学的に何をどのように視覚化するか? 八尾建史.胃拡大内視鏡.日本メディカルセンター,pp75-87, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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