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増刊号 図説「胃と腸」画像診断用語集2022 画像所見 胃:拡大観察
LBC(light blue crest)
著者: 川上裕史1 上堂文也1
所属機関: 1大阪国際がんセンター消化管内科
ページ範囲:P.551 - P.551
文献購入ページに移動胃の腸上皮化生は,H. pylori(Helicobacter pylori)の慢性感染によって胃粘膜が腸の形質を持つ粘膜に変化する現象で,胃癌の高リスク所見である.NBI(narrow band imaging)併用拡大内視鏡で胃の腸上皮化生をみると,上皮の辺縁(表面)に青白色の光の線を認める(Fig.1a).これがLBC(light blue crest)であり,“上皮の表層を縁取る青白い線”と定義されている1).病理組織学的な腸上皮化生の診断に有用である(感度89%,特異度93%).
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